第一章
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こう言う有紗だった。
「わかるの」
「そうみたいね」
「そのお陰でね」
「今日もなのね」
「雨に遭わずに済んだわ」
「よかったわね、お母さんはぎりぎりでね」
「遭ったのね」
有紗はすぐに自分が今まで使っていたタオルを母に差し出した、犬の散歩の後で手を洗った後でその手を拭く為に使ったものだ。
「今さっき」
「すぐにお家の中に入ったから殆ど濡れてないけれど」
「それでも雨に遭ったのね」
「そうよ、ワラビの言う通りね」
「ええ、犬も勘がいいから」
人間よりはというのだ、犬は鼻や耳だけではないということか。
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