暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第29話 美食會との死闘!オカルト研究部、戦います!
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るのは分かるよ。でも無理をして君に何かあれば悲しむのはイッセーだ。あの子にようやく君という大切な人が出来たんだ。僕としては、危ない事はしてほしくない」
「ココさん……分かりました、今は休息をとって体力を回復させることに専念します」
「うん、いい子だ」


 私は地面に伏せているリーガルマンモスを見ながらイッセー先輩たちの無事を祈りました。


「あいたっ!?」
「何やってるんだい、小猫ちゃん。悪魔が祈りを捧げたらダメージを喰らうんだよ?」
「うう、忘れてました……」



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side:イッセー


 俺たちは小猫ちゃんたちと別れた後リーガルマンモスの口から体内に侵入した。落ちた先で偶然にも敵のGTロボと遭遇しサニー兄がそいつの相手を一人でするといい俺はそれを承諾、現在はジュエルミートを手にいれる為にマンモスの体内を捜索中なんだがアーシアとティナが流石に疲れたらしく軽めの休憩をしている。


「しっかしリーガルマンモスの体内ってどうなってるのかしら?迷路みたいに入り組んでいるし猛獣も住んでるしまるでゲームのダンジョンね」
「シチュエーション的にはよくあるけど実際に自分がこうして生き物の体内に入るなんて思ってなかったし」
「ある意味貴重な体験ですね」


 リン姉もなんやかんやでティナと意気投合したのかアーシアを交えて談笑している。確かに今の状況ってゲームに良くある光景だな。


「それにしてもサニーさんは大丈夫でしょうか、一人で残ると言われて置いてきてしまいましたがやっぱり心配です……」
「サニー兄は強い、あんな奴に遅れなんか取らないさ。問題は……」


 俺が一番心配しているのはテリーとティナが教えてくれた洞窟の砂浜で出会ったGTロボが来ているという事だ。あいつは本当にヤバい、できれば遭遇する前にジュエルミートを手にいれておきたい。


「ほら、休憩もそこまでにして早くジュエルミートを探しに戻るぞ」
「はーい、分かったわ」


 ティナが返事をして立ち上がり俺たちは更に先を進んでいく。マンモスの体内からする熟成した肉の匂いを嗅ぎながら進んでいくと腸内が眩しく思えるくらい輝いている場所に出た。


「イッセーさん、ここ何だかすっごく光ってますよ」
「恐らくジュエルミートが近いんだろう。マンモスの体内が明るいのはジュエルミートから出る輝きのお陰だろうからな」
「だから最初からマンモスさんのお腹の中が明るかったんですね。私、ジュエルミートを見るのが楽しみです!」
「ああ、もうすぐでジュエルミートに出会える……ッ!!?」


 アーシアに振り返って返事をしようとしたが俺は見てしまった。アーシアの背後の肉の壁から
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