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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第29話 美食會との死闘!オカルト研究部、戦います!
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剣に阻まれました。


『マタ剣ガ出テキタ!?マサカ、私ニ行動ヲ読マレル事ヲ更ニ呼ンデイタノデスカ!?』
「隙が出来ましたね!」


 攻撃を弾かれて体制が崩れたGTロボのボディに私は拳を叩き込みました。でもこれはただの一撃ではありません!一撃目の衝撃が物質の抵抗とぶつかった瞬間、私は拳を折ってニ撃目をいれました。そしてニ撃目の衝撃がGTロボのボディを貫きました。


『コ、コアニマデ達スル程ノ衝撃!!チタン合金ノ装甲ト強化アラミド繊維ノ体毛ガマルデ意味ヲ成サナイトハ……』
「これが私の切り札、『二重の極み』です……!」


 よ、良かった……イッセー先輩に教わってから一回も上手くできなかったけど土壇場で成功させれました。でも前より攻撃の威力が上がったのは何故でしょうか?力が強くなったというよりは身体が進化したような感じです。


『コアヲヤラレマシタカ……私モ懲リナイデスネェ、興味深イ物ヲ見ツケルト周リガ見エナクナッテシマウ。コレデハベイ先輩ヤザイパー先輩ヲ悪ク言エナイデスヨ……マアアナタ方ハヨクヤリマシタ、デモ無駄ナ事デス。結局ハ美食會ガ勝ツノハ決マッテイル事デスカラネ』
「イッセー先輩やサニーさんがマンモスの中に向かいました。勝負は分かりませんよ?」
『イッセートサニーデスカ……彼ラモ強イノデショウガコノ作戦ニヴァーリ様ガ参加サレタノデアレバ、誰モアノ方ニハ敵ワナイ……』
「ヴァーリ?」


 私は聞きなれない名に首を傾げ、それが誰なのか聞こうとしましたがGTロボのボディから煙が上がりだしました。


『デハオ二人共、機会ガアリマシタラマタ会イマショウ……』


 GTロボは最後にそう言うと活動を停止しました。私と祐斗先輩は何とか勝てた事に安堵してその場に座り込みました。


「おーい、二人ともー」
「ココさん!」


 そこにキッスに乗ったココさんが来てくれました。キッスの背中委には部長と朱乃先輩も載っていました。


「ココさん、あの巨大GTロボに勝ったんですね!」
「ああ、それで急いで救援に来たんだけどもう終わっていたとはね。君たちには驚かされてばかりだよ」
「ココさん、部長と朱乃先輩は大丈夫ですか?」
「二人とも、疲れで眠っているだけさ。安心してくれ」
「良かった……」


 私は全員が無事だと知り心から安堵しました。そしてリーガルマンモスに向かったイッセー先輩たちを思い出しました。


「ココさん、早くイッセー先輩たちを追わないと!」
「いや、今は休憩を取って体力を回復させよう。僕も毒を使い過ぎちゃったからね」
「でも……」
「焦りは禁物だ、それに今の君がイッセーの元に向かった所で何が出来る?」
「それは……」
「君がイッセーを案じてい
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