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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第29話 美食會との死闘!オカルト研究部、戦います!
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ルビースネーク……捕獲レベル25の猛獣で体を覆う皮がまるでルビーのように輝いていることからその名前が付けられた。その皮は鋼に勝る強度がありながら非常に軽く防具として使われることもあるってイッセーが言っていたわ。


「リアスったら早速イッセー君からの贈り物を使っていますのね」
「朱乃だってイッセーから貰ったののさま棒を嬉しそうにつかっているじゃない、お互い様よ」


 研究所を出発する前にイッセーが私と朱乃にそれぞれ武器を用意してくれていたらしく私はこの紅い籠手を貰った。前から私と朱乃は接近されると弱いという弱点があったのでライザーとのレーティングゲーム前の合宿で私はイッセーに接近戦で使える技術を、朱乃は棒術を魔法の特訓の合間に習っていた。まあイッセーみたいに格闘をメインにするんじゃなくてあくまでも戦闘の際に使える補助としてだけどね。


(イッセーには本当に助けられてばかりね……)


 私は頭の中でイッセーに感謝をしながらGTロボ目掛けて滅びの魔力を放ったがGTロボはかわして距離を取った。


『チッ!雑魚ナリニハヤルジャネエカ!ダッタラコッチモ本気デイクゼ!!ピーラーショット!!』


 GTロボは高速で体毛を飛ばして攻撃してくる、私と朱乃は魔法陣で防御するが激しい攻撃で動けない。次第に魔法陣にヒビが入っていく。


『コイツデトドメダ!!』


 GTロボの顔から極太のレーザーが放たれて魔法陣を粉々に打ち砕いた。


「きゃああっ!?」
「リアス!?よくもリアスを!!」


 吹き飛ばされた私を見て朱乃が激情しののさま棒で攻撃を仕掛けたがGTロボにあっさりと防がれてしまい髪を掴まれて地面に叩きつけられた。


「がはっ!?」
『イイ加減ニウゼェンダヨ!』


 そのまま朱乃を蹴り飛ばしてトドメにレーザーを放ち朱乃を貫いた。


「あ、朱乃―――――っ!?」
『ギャッハッハ!!ザマァネエナ!所詮ハ雑魚ダ!』
「よ、よくも朱乃を……!!」
『安心シロヨ。オ前モオ友達ト同ジ所ニ送ッテヤルカラヨ』


 GTロボは私の傍に近寄ると倒れている私に目掛けてマシンガンを突きつけた。


『オ前モアノ世デ他ノ奴ラガ来ルノヲ待ッテイルンダナ』
「……ふふ、ふふふふふっ」
『ナンダ?恐怖デ頭ガイカレタカ?』
「イッセーがここにいたらきっとこう言うわ。獲物はしとめたことを確認するまで決して油断はするなってね」
『ゴチャゴチャト何ヲ言ッテ……』
「雷よ!!」
『ガアッ!?』


 突然GTロボの頭上から巨大な雷が降り注いだ。私はGTロボの気が逸れた瞬間に立ち上がりGTロボに接近した。


「喰らいなさい!新技『ビクトリールインソード』!!」



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