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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica13-B橙石楠花騎士隊〜Mission〜
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リムヴォースト》・・・!」
その隙にマイスターは廊下に溜まってる水を操って、仮面持ちの全身を飲み込むように水で拘束した。首から下が球体状の水に包まれた仮面持ちは、槍を振るおうとしてるけど、水圧に負けて振るえてない。
「これで・・・」
『終わりだよ!』
――
舞い振るは
(
コード
)
、
汝の麗雪
(
シャルギエル
)
――
マイスターとアイリで氷の槍を30本と展開して、「『ジャッジメント!』」って一斉に射出。仮面持ちを飲み込んでる水の檻や廊下へと撃ち込んで、一気に凍結させた。さすがにこの連携には仮面持ちも耐え切れなかったみたいで、完全に氷漬けになっちゃった。
「ありがとう、アイリ。助かったよ」
『気にしないで、マイスター。でもこれって、かなりの功績だよね? 仮面持ちを生け捕りなんて』
「ああ、お手柄だぞ。さて。素顔を見てみたいが、完全に確保してからだな」
仮面持ちの中には転移スキル保有者がいるし、ソイツが手を出せないようにするための檻が必要なんだよね。マイスターやシャル達は、シスター・プラダマンテの空間干渉スキルを利用しようって話も出してるみたいだね。マイスターがシールドを解除して、氷漬けな仮面持ちへ近付こうとした時・・・
「魔法陣・・・!」
『まだ動けるのコイツ!?』
――シュトルム・シャルフリヒター――
黄緑色のベルカ魔法陣が仮面持ちの足元に展開されて、魔法陣から竜巻が発生した。それで氷塊が粉々に砕けて、竜巻の風圧や氷の破片がマイスターを襲った。
――パンツァーシルト――
「ぅく・・・!」
展開したシールドにガツンガツンと当たり続ける砕かれた壁や床の破片の中、自由になった『仮面持ちが・・・!』逃げるのが見えた。マイスターも気付いてシールドを解除、“エヴェストルム”を二剣一対のゲブラーフォルムして、飛び散る破片を斬り捨てながら駆け抜ける。
「ここまでされて逃がすものか!」
仮面持ちが角を曲がって、その姿がマイスターの視界から一瞬消える。直後にドォーン!って轟音が鳴り響いた。続けてマイスターも角を曲がったら、廊下の床に大穴が開いてるのが見えた。これ以上、視界から仮面持ちを離すと逃げ切れられる。マイスターもそう思っちゃったんだと思う。アイリだって焦ってて、注意を怠っちゃった・・・。
――ラケーテン・シュペーアU――
マイスターが穴から階下に降り立ったその直後、上から仮面持ちが刺突攻撃を繰り出してきた。完全な奇襲でもマイスターはギリで反応できたんだけど・・・。でも着地した場所の状態が悪かった。瓦礫に足を取られたマイスターは回避に移れなくて、体の前で交差させた“エヴェストルム”2本で防御した。
「ぐぅぅ・・・!」
『マイスター!?』
仮面持ち
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