第15話。変人と友人。
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、凛ちゃんも一成も5段階中4とか5ばっかでいじりようがない。
けど二人はやれ何が4だとかここが5じゃないとか言い合いをしている。お前ら声を小さくしろ。周りに気を使いなさい!!
俺?聞くまでもない。5教科は5。家庭科も5。他が3。
別に学校の成績で人間の優悪つくとは思っていないので、案外どうでもいい。
けど、先生のコメント欄いっぱいに「授業中寝るな。違うことをするな。」と大きく書かれた。
少し反省。二学期はたぶん起きます。だって寒いじゃん?
あとシロちゃんがどんな成績でも俺は褒める。我が家の教育方針は指導は厳しくスパルタで、結果に対しては褒めて伸ばす。ですから。
「成績はどうだってええ。夏やで?夏休みや!」
「そう言えばうちに泊まるって話だったな。」
「おうよ!お世話になります。」
「何、友人が泊まりに来るのは初めてだからな。俺も楽しみだ。」
例の如くイケメンスマイルをする一成。落ち着け!落ち着け俺の右手!!っと邪気眼的なノリでビンタする衝動を抑える。
お泊まりの話を二人でしていると、ちらっちらっ、とこっちをちら見する凛ちゃん。混じりたそうである。
「凛ちゃん家にも遊びに行くで〜」
「え・・ええっ!?」
驚く凛ちゃん。いや、ドンだけ驚いてるんだよ。
「またお茶でもしよか。」
「・・・・どっちかと言うとあなたが押し掛けてきたんじゃない。」
夏休みか〜。青春じゃのぉ〜。家族で海も山も行く予定だし、楽しみだ。
青春を謳歌すべく、これからの日々に想いをふくらませる晋吾であった。
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