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レーヴァティン
第五十一話 川旅その一
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海の下に世界を眠らせていてな」
「相当な奴なのは間違いないな」
「そのことはな、しかしな」
「海の魔神自体のことはな」
 デルフォイのどんな文献にも島に伝わる伝承でもだった。
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