第十八部[Fate物語]
原作開始前
外伝さんじゅういち[転生?]
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目が覚めたら百人くらいいる何もない空間に居た。
『皆さんは死にました』
『死んだ皆さんの人生は蘇らせた私の勝手って理屈です』
『皆さんにはフェイトの世界に転生してもらいます』
『さあ特典を選んでください』
『転生特典は四つです』
神様だと思われる存在の言葉だけど・・・
フェイト、フェイトか・・・
見てる分には良いけど間違っても参加したい世界じゃない。
フェイトって力が無いと生き残れない世界観だった気がするんだけど・・・
確か魔術師って名前のキチガイ集団が人をいけにえに捧げて願いを叶えるっていう物語だったと思う。
生き残るために慎重に特典を選ばないと。
・・・私って死んだのか
一つ目、ストーリー上最大の才能
うん、これがあれば努力さえしたら生き残れる気がする。
二つ目、高い魔術の才能
キチガイ集団から生き残るためにキチガイ集団より高い才能が有ればいいと思う。
三つ目、お金に困らないようになる
確か魔術って金食い虫らしいし。
四つ目、頑丈で死ににくい身体
これで生き残れると良いなぁ
・・・
半神半人の神の父と
女神の母を両親に持つ
ビルシエルとして第二の生を受けた。
双子の兄がいて王族っぽい・・・
選んだ特典のお陰かな?
才能はまだわからないけど、
お金には困らないだろうし、
神の血を継いでいるから頑丈だろうし・・・
でも視界に映る黒い線って何だろう?
兄の名前はギルガメッシュ・・・
あ、察し
・・・
直死の魔眼か・・・確かに死を経験しているから死を理解しているかもしれないけど、
最上級の魔眼じゃなかったっけ?
・・・
この体の才能は恐ろしいな。
一を聞き千を理解できる理解力。
一度見れば大概再現出来る才能。
未来すら見通す千里眼
死を見る目
この体なら生き残れるかな?
・・・
ヤバい、
才能が有り過ぎて退屈。
ウルク市の王宮指南役すら1週間ほどで相手にならなくなったし。
勉学も本を一度読むだけで全部理解できちゃうから教師もお手上げ状態。
ギル以外相手にならない
ギルが王位を継ぐんだし、
私は自分磨きをやり続けよう。
死にたく無いしね。
・・・
国最強の戦士である私が鍛錬をし続けるのをギルはいぶかしげに見ながらも、
退屈しのぎに付き合ってくれる。
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