終極 ──明日へ──
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カルデアは人類を救う鍵、人類史の歪みである7つの特異点が存在することを突き止める。
それら全てが人類が現代に至るまでに重大な転換期となった神代との決別や、発展、革命などの人類史のターニングポイント。
カルデアは霊子転移を行うことにより過去へと遡り、それらの時代の歪みの原因である聖杯を回収ないしは破壊することでその特異点を修復することを決意する。
未来を懸けた過去への挑戦はたった1人のマスターの手に委ねられることになった。
48人目の最後のマスターである藤丸立香とデミ・サーヴァントであるマシュの世界を救うべき旅が始まる。
──『聖杯探索』開幕──
彼らの旅路は過酷を極めた。
彼らカルデアを待ち受けるは人類の転換期となった7つの特異点。
それら全ては聖杯により狂わされた歴史を辿る世界。血と死が蔓延る残酷で無慈悲な世界だ。
──『第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン 「救国の聖処女」』──
──『第二特異点 永続狂気帝国 セプテム 「薔薇の皇帝」』──
──『第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス 「嵐の航海者」』──
──『第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン 「ロンディニウムの騎士」』──
──『第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム 「鋼鉄の白衣」』──
──『第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット 「輝けるアガートラム」』──
──『第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア 「天の鎖」』──
数多の英霊たちとの出会いと別れ。
苦難と困難が止まることを知らず人類史の重さが彼らの肩に圧し掛かる。聖杯によって狂わされた特異点の攻略は困難を極め、数多の犠牲のもとカルデアは全ての特異点の修復に成功した。
そして遂にカルデアは7つの全ての特異点を乗り越え、ソロモン王の元へと辿り着く。
───『終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン 「極天の流星雨」』───
眼前に佇むは魔術の祖にして、古代イスラエルの絶対的な王であるソロモン。
その名は魔術世界最高の位階たる人理を守護する抑止力として地上にその姿を現す7つの冠位の1つであるグランドキャスター。
始まりにして最強の魔術王であるソロモン。彼は自身の死後自らの力で蘇り、その身を英霊へと昇華させた文字通り別次元の存在。
奴こそが我らカルデアが打倒すべき相手であり、人理焼却を行った黒幕。
しかしその実体は魔術王ソロモンではなくソロモン王の死後肉体に残っていた魔術式により蘇った『人理焼却式・ゲーティア』であ
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