138章 ロックンロールと仏陀(ブッダ)
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っている友愛は、
一瞬、目を丸くして、びっくりするけど、オトナの女性っぽい魅惑的な笑顔で答えた。
希望と友愛には、格別なオーラ、スター的な輝きがある。
「そうですね。さすがだね、友愛ちゃんも希望くんも。
では、みなさん、60ページを見てください。
ブッダは、『幸福は分け与えても、減るということはない。』って言っているんですよね。
図解には、こう書いてありますね。
『幸福を他人に分け与えることは損ではなく、結果的に自分のためになる。』って。
また、『与えることによる2つの利点』として、
その1つは『失うことに対する不安がなくなる』とありますね。
つまり、自分の財産に対する執着が減ったり、自分が困ったときには助けてもらえるという、
期待が生まれて、失うことに対する不安が消える、と。
もう1つは、与えた幸福が、恩返しとして返ってくる、と。
つまり、助けられた人は、自分が幸福になったときに、人を助けようとするんですね。
そうして、幸福の輪が広がり、与えた幸福が返ってくる、ということです」
「さて、ロックンロールのことですけど、あの、ブランキージェットシティの、ベンジーこと、
浅井健一さんも、よくおっしゃってるんですけど。
かっこいいロックンロールを作ったり歌ったりしたいんですよね。
そんな音楽で、元気や楽しみや幸福をもらったりもしているからです。
だから、ベンジーも、そんな音楽で、人に、元気や楽しみや幸福をあげられたらいいなって。
これって、ブッダの教えと同じですよね。あっははは。
ブッダも、マジ、本物のロックンローラーだなあって、おれは思っちゃうんです。あっははは」
会場も明るい大爆笑になった。
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☆参考文献☆ 『マンガでわかるブッダの教え』 宝島社
≪つづく≫ --- 138章 ---
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