三枚目
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らんからな。
そうだな、ちょっと待ってろ」
またもアザゼルは端末を出して誰かにかけている。
「よう、暇か?………ああ……そうだが……うっせ………あ〜わかってるわかってる、で暇なんだろ?…………んなもん部下に任せたらいいだろ………大丈夫だって…………暇なんだな?なら仕事だ……拒否権?あると思うか?……なに、ガキのお守りさ……大丈夫、結構ちゃんとしてるから……そうだ……じゃぁ第三ホールに……あいよ」
ガチャン…
「よしお前ら俺は行くけど直ぐに案内役が来るから待ってろ」
「案内役?」
「グザファンって奴だ。
動力炉の管理人って肩書きだが結局は暇人だからな、まぁそういうこった、また後でな」
グザファン……動力炉の管理人……あ、天界に放火しようとしたやつか。
そんな事を考えている内にアザゼルは何処かに転移していった。
「案内役ってどんなひとかなぁ」
「変な人じゃないといいですわね」
目の前の床が淡く光る。
お?魔方陣だ、案内役かな?
その魔方陣はどんどん輝きを増していき、出て来たのは…
俺達とそう変わらない幼女だった………は?
「よう、お前らがアザゼルが言ってたガキか?
お前らの案内役をやらされるグザファンだ。
とりあえずよろしく」
見た目に反して男口調だ。
グザファンの容姿は金髪に緑の瞳で八重歯の目立つ口元に格好はよく鉄工所のおっちゃんが着てるようなツナギ。
「まぁ、シェムハザ…グリゴリでアザゼルの次に偉い奴の説教が終わるまでだから…だいたい五時間くらいこのグリゴリを案内するぜ」
五時間て…日頃から色々と言いたいんだろうな…
「よろしく」
「よろしくお願いいたしますわ」
「じゃぁ、行くか」
さぁて、どんな面白い物があるのかねぇ…
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