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進め!ブラックマジシャンガール!
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ドン(曲がり角)

ツカサ:「いたッ」

少年A:「うわっ」


主は走って来た誰かと曲がり角でぶつかり、
2人は転んでしまった。


夜上:「ツカサ、大丈夫?」

ツカサ:「うん」

少年A:「いてぇな!ぶつかって来んなよ!
俺のカードが散らばったじゃねぇか」

ツカサ:「ごめん…あれ?君は確か2組の…」

夜上:「千葉君…」


主とぶつかったのは、
同じ学校の同級生みたい。

千葉:「お、おぅ夜上…お前もいたのか」


千葉君は夜上君と目が合った途端、
何故か大急ぎでカードを拾っていた。




マジシャンガール(コラ〜!急に飛び出して
来ちゃ危ないでしょ!)

ホーリーエルフ(誰よこの悪そうな顔した
ガキんちょは)

リグラス(彼のカードが
散らばってしまいました)


ツカサ:「僕も拾うの手伝うよ」


千葉君:「いや、いい!」

ツカサ:「でも…」

千葉君:「いらねっつってんだろ!
早くどっか行けよ!」


マジシャンガール(まぁ!この子ったら、
拾ってくれる主に対してあんな言い方して!)

エルフの剣士(彼は何を焦ってるんだ?)

ソニックバード(あいつ、カードに
カバーつけてやがる)

ホーリーエルフ(いいなー。あたしも
カバー欲しいなぁー)

エルフの剣士(待て。一枚だけ、カバーに
入ってないやつがあるぞ)


夜上:「あぁ!僕のデーモン!!」

ツカサ:「えっ?」

一枚だけカバーに入っていないカード、、
それは、ウルトラレアのデーモンの召喚だった。

千葉:「な、何言ってんだよ!これは
俺のカードだ!」

夜上:「嘘だ!だって千葉君、今日の昼休みに
僕が友達にカードを見せてた時、
急に男子トイレに入ってきて
ちょっとだけ見てたじゃないか!」

千葉:「だからって
何でお前のカードなんだよ!
俺だって同じカード持ってたんだよ!」

夜上:「そんな事言って無かったじゃん!
僕には分かる…それは僕のデーモンだ!」


マジシャンガール(嘘…あのデーモン、夜上君の
カードなの?)

リグラス(どうなのでしょう…)

ホーリーエルフ(自分のだって言ってんだから
自分のなんじゃない?)

エルフの剣士(いや、まだ確定したワケでは無い)

リグラス(何か確かめる方法があれば
いいのですが…)

ソニックバード(あいつに直接聞いて
みようぜ?どうせカードの状態じゃ、
主達に俺らの声は聞こえないんだし。
おいデーモン!お前、どっちのデーモンなんだ?)


デーモンの召喚(夜上様ぁあぁあ!!)


エルフの剣士(どうやら本
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