第二十九話
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自宅
「ロルフ様、調べがつきましたぞ」
「「それで」」
「パウル殿は真剣に恋をしています。相手の女性は音楽大学でピアノやバイオリンを学んでるとそれに美少女と言われるくらいの女性です。
自由では有りますがパウル殿に夢中でグイグイ引っ張っているらしく、尻にしかれています」
「そうか、それで泊まったのかい」
ロルフとジークは答えを待っていた、ギラギラした目で
「泊まりました。夕食も自宅でとり次の日も泊まったそうです」
「二泊したのか?」
「詳しく言えば!」
「「どうなの」」
「最近は週に一度は泊まってるそうです、また女性の実家には何度か足を運んでいるとか」
ロルフとジークは安心した。
「そうか、邪魔はしないがパウルに休暇増やす事にしよう」
「これで結婚するかもしれませんね」
「楽しみに、邪魔はしないで待つか」
「はい」
軍務尚
「で」
「戦略的には何の問題も無い,統帥本部のシミュレーションや幕僚・作戦室等可能な限り全員に見せて意見を集め検討した。
プラネート自体が補給可能な移動要塞で他に移動式修繕基地も三つ、補給基地を作る事が寛容かとも」
「この作戦は失敗できない、で・あれば尚更か」
「艦隊も順次訓練に出しているので作戦が決まればそれに準じて作戦を考えよう」
「ロルフも二ヵ月後戻って来る、そこで全員の意思の統一を図る。オフレッサー大将も此処に呼ぶぞ」
「そうだな、装甲擲弾兵が今回の肝だ。」
「貴族の対策も大事だな」
「それは大丈夫だ、勅令が出る。逆らえんし逆らっても潰す為に装甲擲弾兵と憲兵を用意している」
「それでは、それまでに作戦に艦隊を鍛えるか」
「そうだな、それぞれ全員で最良と思う事を実践して行くか」
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