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ヘタリア学園
第六千九百八十八話  多くの料理の中で

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第六千九百八十八話  多くの料理の中で
 日本は一行を天平時代のお料理を食べさせてくれる場所に案内しました。お部屋の内装も奈良時代のものです。
「唐の頃を思わせるあるな」
「君にとってはいい時代だったな」
「節度使が出てからどうもだったあるが」
 それでもとです、中国はお部屋の中を見回しつつアメリカに答えました。
「玄宗までは凄くよかったある」
「向かうところ敵なしだったんだな」
「文化的にも凄かったある」
 中国はその頃を思い出しつつアメリカにお話します。
「その頃を思い出すある」
「丁度その頃だったわよね」
 台湾もこう言います。
「日本さんの奈良時代は」
「はい、中国さんで言うと唐代です」
 日本が台湾に答えます。
「まさにその頃なので」
「唐代を思わせるお部屋ですね」
「正倉院もそうです」
 年に一回そこにあるものが公開されます、そこにあるものも奈良時代のもので物凄い価値のあるものばかりです。


第六千九百八十八話   完


                2018・4・22
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