猫娘と雄英体育祭編
NO.026 第一回戦の試合模様
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さらにはもしこのまま焦凍との仲がよくなれば、あわよくば……という打算や計算に基づく汚い思いもあった。
だから出久は少しだけ頭にきていたために、
「轟君はあなたの道具じゃない! 轟君だって一人の人間です! だからあなたの思う通りに動くのは癪ですけど、僕は轟君に言いたい事があります……それを言うためにも、僕は轟君に勝ちます!」
「そうか……まぁ頑張りたまえ」
エンデヴァーはそれでその場を去っていった。
出久は改めて轟に気づかせてやらないとという気持ちになり、ステージに向かっていった。
始まる第二回戦第一試合……。
向い合う出久と轟。
ここから壮絶な戦いが始まろうとしていた……。
それをテレビで見ていた死柄木弔は先生と呼ぶ人に、
『これから君の障壁になりえるかもしれない者達だ。しっかりと見ておきなさい……』
「先生、それは本気ですか……?」
『ふふふ。まぁね』
かく言う先生と呼ばれた人物もとある事を考えていた。
「緑谷出久……彼女は、まさか……いや、そんなまさかな……あの子にそんな個性は与えていないはずだ。だから私の勘違いか……?」
そう言いながらも、だが、それでも出久に多少の興味を抱いていた。
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