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ヘタリア学園
第六千九百八十五話  観光なら

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第六千九百八十五話  観光なら
 スイスはイギリスの料理センスに相変わらずと思いながらも彼とフランスそしてイタリアにあらためて言いました。
「観光ならいいであるぞ」
「あっ、チーズ食べさせてくれるんだ」
「金を払ってくれればである」
 このことはしっかりしているスイスです。
「幾らでもある」
「有り難いね、それじゃあね」
 イタリアが笑顔で応えました。
「宜しくね」
「うむ、ただしである」
「あっ、スイスだからね」
「物価は高いである」 
 このことは前以て断るスイスでした。
「そのことはわかっておくことある」
「そこは仕方ないね」
「それでいいあるか」
「それ位のお金はあるから」 
 イタリアのお財布にも他の二国のそこにもちゃんとあります。
「安心してね」
「ではである」
 こうして三国はスイスにチーズを食べさせてもらうことになりました、フランスも美味しいと言うそれを。


第六千九百八十五話   完


                    2018・4・21

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