暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
89部分:第十三話 詰所へその三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
それに乗ってくれました。
「先輩のところはゴールデンウィークは何されていますか?」
「信者さんを教会にお招きしたり」
 やっぱりそういうことが多いみたいです。教会に休日とかお話に来られる方が多いんです。
「お話を聞かせてもらったりしているわね」
「それで何もなければ」
「そう、遊びに行ったりね。岡山とか倉敷に」
「桃とか黍団子は」
「ちっちって甘いもの本当に好きなのね」
 ここで先輩にくすりと笑われちゃいました。
「それ言うと思っていたけれど」
「あっ、すいません」
「謝ることはないわ。それも結構食べてきたから」
 やっぱりそうみたいです。
「教会とかに信者さんのお子さん達集まるわよね」
「はい」
 これは私の教会でもあることです。そこで皆さんに色々と振舞うんです。
「その時にね。一緒に食べたりしていたのよ」
「ゴールデンウィークもですね」
「そういうこと。今思えば懐かしいわ」
 先輩の顔が綻んでいました。笑顔もすっごい奇麗です。
「夏休みなんかはスイカとか」
「それかアイスクリームか」
 何か話が弾んできました。夏はやっぱりスイカとかですよね。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ