87部分:第十三話 詰所へその一
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所属されている大教会の詰所もそこにあるんです。
「それでそこまで行くのにね」
「一緒にですか」
「駄目だったらいいけれど」
そう前置きしてきました。
「けれどよかったらね。駄目?」
「いえ、私でよかったら」
何もすることがないので先輩に御一緒させて頂くことにしました。実は私も先輩の詰所を見てみたかったですし。
「そう、じゃあ悪いけれどね」
「はい。ところで先輩の詰所って」
「何かしら」
話はそちらにいきました。
「結構建物は新しいですよね」
「そうね。そんなに古くはないわね」
先輩は少し考える顔をされてから私に答えてくれました。その横顔がとても奇麗で。長池先輩もそうですけれどこれで街なんか歩いたらすぐに声をかけられそうです。
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