猫娘と雄英体育祭編
NO.025 フォウという猫の恩返し
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に命を捨てた猫。
出久が付けた名前は『フォウ』。
彼女は今も出久の中で生き続けている……。その事実が出久にはとても嬉しかった。
それで涙を流し続けていた。
「リカバリーガール……教えてくれてありがとうございます。フォウが今も僕の中にいるのかは分かりませんがもし今度話しかけてきた時は聞いてみたいと思います」
「そうかい。そりゃよかったよ」
「それと影の中にオールマイトの様な人もいました。……それで僕は思いました。今の僕にはオールマイトだけでなくフォウの意思も宿っているんだから無様な結果は残したくないって……だからこの後の戦いも全力で挑みます!」
「頑張りなさい」
「はい!」
それで出久はみんなが待っていると言って観客席の方へと走っていった。
それを見送った二人は静かに、
「あんたもいたってさ……」
「いい事だと思います……」
出久のこれからの成長にまた一つ大きな望みを抱いたオールマイトだった。
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