第六千九百八十二話 もう一つのマスコット
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第六千九百八十二話 もう一つのマスコット
奈良県に憑いてしまっているマスコットから離れて一行はまずは奈良公園に入ったのですがそこにはです。
春日大社の神様の使いである鹿達がいますがドイツは彼等を見て言いました。
「尊大そのものの態度だな」
「ここの鹿達はいつもこうだぞ」
「まさに我がもの顔でいるある」
アメリカも中国もこのことを既に熟知しています。
「神様の使いだから大事にされているある」
「それで自分達を偉いと思っているんだ」
「気をつけて下さいね、ドイツさんも」
ここでこう言った台湾でした。
「ちょっかいかけたら仕返ししてきますから」
「尊大なだけではないのか」
「はい、そうしたらこっちが油断した時に攻撃してきます」
「あと子供のお弁当とかおやつを漁ってくるぞ」
「強奪しに来るある」
「御飯もパンもおかずも食べるぞ」
「食欲も凄まじいある」
ここでこのことをお話したアメリカと中国でした。
奈良県に昔からいるマスコットは実はこうした生きものです、奈良公園でやりたい放題の限りを尽くしているのです。
第六千九百八十二話 完
2018・4・19
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