第5話 ホモ焼き鳥
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ておいてよかった情報だ。
「むぅ……」
「………」
戯骸とゾロは 殆ど同時に後ろを振り返った。
何かが来た気配を感じ取ったからだ。当然、それは見知った相手。戯骸にとっては先ほどまで戦っていた相手。魔人のガーディアン。シーザーとイシスの2人だ。
「戯骸、山カラ追イ出ス。サテラ様ノ命令ハ、絶対ダ」
「…………」
すでに臨戦態勢になってる2人。
懐かしささえ覚える光景だが 今は再会を懐かしむ……と言った感じではない様だ。と言うよりそんな事はしないが。
「戯骸。お前が連れてきたんだ。……責任を取れ」
「おう! 責任とって後ろの処女貰ってy「絶対零度」あんぎゃーーー!!」
両手から放たれるのは 氷系最上級広範囲殲滅魔法。
対軍使用と呼ばれる魔法の1つだが、ゾロは圧縮に圧縮、極めて圧縮し、周りに被害が及ばない様にぎゅーーっと詰め込むと、そのまま戯骸に向かってボールでも放る様に、撃った。極限まで圧縮された冷気の爆弾は戯骸に着弾すると、そのまま冷気爆発。氷漬け……にはならない様だが、威力を吸収しきれなかった様で、シーザーとイシスの方まで吹き飛んでいった。
「ナッ!!」
「!!」
突然吹き飛んでくるのは、2人にとっても予想外だった様だ。それでも頑張ってキャッチしたのだが、魔法の威力が強くて、そのまま吹き飛び…… 翔竜山から がらがらがら〜〜 と落下していった。
「突然の攻撃はイシスとシーザーには悪いとも思うが 分類が人間である以上、私とは敵対関係だ」
『あぁ……。こればっかりは気の毒に思ってしまう。……勿論、ガーディアンの2人だけだがな。あのホモ鳥は知らん』
「ふふ。主よ。JAPANの悪夢が蘇ったか?」
『…………思い出したくないから言わないでくれ』
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