第12話 改訂版(2018/11/07)
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えないんですが……。
もしかしてアレですか?渦槍水流撃の威力を相殺する為に戦斧による回転突きを放ったということなんでしょうか?
もしそうなら、ただの回転突きに相殺される渦槍水流撃が超絶弱い技ということになってしまうんですが……。
というか、5体のモンゴリアン・デス・ワームが加わったことで彼我兵力差が6対1になって、より一層駄蜥蜴が不利になってしまいました。
もう少しでお父様達が到着するんですが、それまで駄蜥蜴は持ち堪えられるでしょうか?まぁ、無理そうな場合は私が宝貝・番天印でも使って助けてあげましょう。
よくよく考えれば豚頭帝を除く豚頭族の軍勢を殲滅するだけなら、番天印でも可能なんですよね。
番天印は押印したものを100%殺傷するマルチロックホーミングレーザーの様な宝貝。射程距離は禁鞭より劣るものの、対軍勢戦に於いての有用性はほぼ同レベルといってもいい筈です。
実際の所、私の作った番天印は射程(押印可能)距離が半径500m、最大捕捉人数1000人の高性能対軍宝貝ですからね。
ちなみにオリジナルの禁鞭は射程距離が直径6km、最大捕捉7000人、部分変化禁鞭は射程距離が直径3km、最大捕捉3500人といった所でしょう。
っと、そんな説明をしている間にお父様達が到着したみたいですね。リグルさんとゴブタさん、ランガが駄蜥蜴の救援を行ってます。
それと同時に二ヶ所で鬼王の妖炎や黒炎獄の上位互換に当たる煉獄業火が発生しました。あれはお父様とお兄様ですね。一気に数百単位の豚頭族が灰も残さず燃え散ったことでしょう。
他にも紫苑が鈍刀・兜割の鉞と槌で豚頭族を両断し、骨を砕く音。紫呉が爆刀・飛沫で豚頭族を爆殺している爆音が聞こえてきます。白老は音も立てず、斬仙剣で豚頭族を細切れにしてますね。
あっ、ランガが黒雷嵐を使ったみたいですね。複数の竜巻と黒雷が発生し始めました。
「ええぇ……、何これ……?」
「恐らく、ランガによる広範囲攻撃と思われます。威力はリムル様と私が使っている天騒翼の起風発雷の方が上ですが、有象無象の数を減らすには効果的な手段といえるでしょう。もしかすると、敵軍の士気を下げることも考慮して使ったのかもしれません」
「………それは一体どういうことだ?」
「目の前で同族がその身を竜巻で捩じ切られ、黒雷に焼かれるのを直視するのです。それが自分の身にも起こると考え、豚頭族
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