第12話 改訂版(2018/11/07)
[1/7]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
【視点:朱菜】
蜥蜴人族との同盟が締結してから数時間後。飛行系宝貝・天騒翼を使って私とリムル様が戦闘の最前線となっている湿地帯へと先行して来た訳なんですが……。
ぶっちゃけ、蜥蜴人族と子鬼族の混成部隊は豚頭族の軍勢に囲まれて完全に詰んだ状態になっていて、私だけでなくリムル様も呆れ状態になっています。
起風発雷で豚頭族の軍勢を殲滅することもできるけど、出力的に考えると蜥蜴人族・子鬼族混成部隊諸共になりそうなんですよね。
あっ、念の為言っておくと私とリムル様の背中に生えている翼の数は6枚3対の最終形態で、リムル様の方は宝貝、私の方は如意羽衣による部分変化です。
最初期の折畳み式天騒翼の出力を1とすると、大型天騒翼が3。そして、6枚3対天騒翼が18といった所なんです。
大型天騒翼でも花狐貂――鯨モドキな攻城宝貝を押し返すことが可能な暴風を起こせると考えると、6枚3対天騒翼がどれほど強力か理解できると思います。
現状、戦っているのはクーデターを起こした駄蜥蜴と豚頭親衛隊と思しき個体の2人だけなんですよね。他の混成部隊と豚頭族の軍勢は全く戦ってないので、一騎打ちをしている所なんでしょう。
もう少しだけ駄蜥蜴が持ち堪えられたら、お父様達が到着するでしょうから一気に形勢逆転できると思うんですけど……。
っと、そんなことを考えている間に駄蜥蜴と豚頭親衛隊が共に三叉槍と戦斧で必殺技っぽいのを放った様です。
駄蜥蜴の必殺技は渦槍水流撃というみたいなんですが、どの辺りが渦なんでしょう?水を纏った槍を回転させている所でしょうか?
私には三叉槍を回転させながら突きを放つ点が同じだけで、水を纏っている以外は威力も速度も本家より圧倒的に劣っているブラッディースクライドもどきにしか見えないんですが……。
あと、豚頭親衛隊も戦斧を回転させながら突きを放ち、混沌喰と技名を叫んでいましたが、何故に戦斧で回転突き?槍の様な穂先も無い両刃の斧で突き技を放つ意味があるんでしょうか?
しかも、豚頭親衛隊の妖気がモンゴリアン・デス・ワームの様な姿で実体化したんですけど、どう見てもこの実体化した妖気が混沌喰という技ですよね?戦斧の回転突きは混沌喰と全く関係ない様にしか見
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ