76部分:第十二話 制服その二
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そうだったんだ」
「その真面目さがかなりいい感じになっているし」
「きりってした感じね」
言葉で言い表すとそうなると思います。それが先輩の奇麗さをさらに際立たせています。何か美人の人ってそういうところが本当に得だと思います。
「そうね。先輩ってどっちかっていうとあれじゃない」
「クールビューティー?」
「そうそう、それそれ」
今度はこの言葉を私が言いました。
「だから真面目に着こなしているのが似合うのよ」
「何か本当に羨ましいわ」
これは私も心から思うことです。
「それって」
「先輩ってねえ。垂れ目だけれどね」
「そうよね」
実は長池先輩はそっちの方の目をしておられます。私も垂れ目なのが少しコンプレックスになっているのでそれが何か共感あったりします。もっとも先輩は背は普通ですしスタイルもかなりいいんでそれは私とは全然違うんですけれど。何気に私結構自分の容姿にはコンプレックスがあります。小さいですし胸もあれですし。
「それでクールビューティーってあまりないわよね」
「どっちかっていうとその奇麗さってね」
私もこれはわかります。
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