猫娘と雄英体育祭編
NO.023 お昼と轟の過去
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かりと出久は尻尾穴も完備しているのでチア服を創造したヤオモモは仕事が出来る女である。
「やっぱり峰田君の策略だったか……先生がこんな事を言うわけないもんね」
「何てこと……どうしてこうも峰田さんの言葉を信じてしまうのでしょうか」
どんよりとした空気が女子たちに漂う。
葉隠なんてもう自棄になって踊りだしている始末だ。
「とんだハプニングだけど、その前にトーナメント決めでもしましょうか!」
ミッドナイトがそう言ってくじ引きで決めようとしたのだが、そこで尾白とB組の生徒が辞退を申し出たのだ。
理由は騎馬戦での出来事をほとんど覚えていないから出る権利がないと言う。
それに皆もせっかく見てもらえる機会なんだから思い直せというけれど、プライドが許さないという事。
主審のミッドナイトがそれで、
「そう言う青臭いのは好み!!」
といって受諾して二人は辞退と相成った。
代わりにB組の鉄哲徹鐵と塩崎茨が入る事になった。
「それじゃ決めるわよ!」
各自でくじを引いていき、出久の最初の対戦相手は心操人使になった。
二回戦にも進めれば轟か瀬呂のどちらかに当たる事になったので、出久はもし一回戦を勝ち抜いて、瀬呂が負けて轟と戦う事になったら、先ほど言えなかった事を伝えようと決心したのであった。
こうして出久はその後にレクリエーションの間に心操対策として尾白に話を聞いていた。
一回戦から波乱が起きそうな幕開けである。
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