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龍天使の羽撃き
01
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監視していると、ビームバズーカを持ったドムタイプの腕が自壊した。

恐らく機体強度が足りなかったのだろう。

そして、丸腰になったドムタイプへオーガとニュービーが連携攻撃。

ポリゴンと化した。

「Congratulations !!」

思わず感嘆の声が出たが、そのような場合ではないと直ぐに悟った。

オーガがニュービーに襲い掛かったのだ。

奴は強さを追い求める。

故にニュービーと言えど、先の動きを見せた00のパイロットに興味津々という訳か。

だがまぁ…

「ノーマナー行為を確認。
シビルジャッジメンターゼロワン介入する」

『許可するよ』

落ちる。

重力に任せて落下する。

円錐形のGNフィールドで空気抵抗を消しつつ大気との摩擦を減らす。

各部バーニアは全力展開だ。

『ヴォジャノーイ君!00がトランザムをつかった!
だがあの機体ではむりだ!』

要するに、オーガがニュービーに止めを差しちまうって事か…

しかたない。

「トランザム!」

シールドを一枚、先行量子ワープさせる。

「間に合え!」

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