a=8
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。
歓声があがり、そちらを向くとギャラリーが居た。
「戦闘機!?」
「飛行型デュエルアバターだと!?」
おーおー…盛り上がってるねぇ…
ガイドカーソルに従い、飛行する。
地面ギリギリの超低空飛行。
遠くからエンジン音が聞こえる。
アブルホールの高いエンジン音とは別の、ガソリンエンジンの音…
やがて正面にアッシュ・ローラーが見えた。
どうやらライダーキャラらしい。
「ヘーイ!ヘーイ!ヘイヘイヘーイ!」
と雄叫びを上げながらこちらに近付いてくる。
チキンレースもいいかもな…
「まぁ、そんなアホな事はせんが…」
GNバルカン…
パシュシュシュシュシュシュシュ!
赤い光弾が次々と吐き出される。
アッシュ・ローラーのバイクに光弾が突き刺さる。
「オォウ!ノォウ!」
怯んだ!
速度が落ちたアッシュ・ローラーに対し、こちらは加速をかける。
「チョットォ!待って!頼むぜウェイト・プリィィズ!」
知るか!
距離がぐんぐん縮まる。
100…90…75…55…30…5…
足を思い切り前に出す。
ガチャン!とロックが外れ、俺の足が展開された。
そして…
グゴキィ!と嫌な音を発てて、俺の高速の蹴りがアッシュ・ローラーの首をへし折った。
「俺様超アンラッキィィィ!?そしてテメェはロッティン!ヘェェェル!」
パシャン…
Rot in hell…英語で’くたばれ’と言い残し、アッシュ・ローラーはポリゴンと化した。
ウィナー表示が出て、俺のBPが117になっていた。
「バースト・アウト」
梅郷中の、校門。
戻ってきた…勝った…
「おい!やったなシルヴァリオ・アブルホール!
初戦で瞬殺とはやるじゃないか!」
「え、えぇ…まぁ…バイクじゃぁ戦闘機には勝てませんよ」
「それもそうか…おっと…いつまでも立ち話はアレだな…場所を…」
黒雪姫先輩はそこで言葉を止めた。
その視線の先…
「ハルを…どうする気ですか!」
そこには俺の幼馴染が仁王立ちしていた…
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ