異伝〜終焉に諍う英雄達の来訪〜最終話
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にも並行世界のユウナ達から聞いた話を伝えておけ。”巨イナル黄昏”阻止の為にはお前達――――”旧特務支援課”にも”黒キ星杯”に突入してもらうつもりだしな。」
「はい!ただ、ワジ君に連絡して実際に会って話す事はちょっと難しいかもしれませんが………現在第U分校の教官として派遣されているランディにはどうやって伝えましょうか?今の所、私のエレボニア帝国への出張の予定はありませんが………」
リウイの言葉に頷いたヴァイスは今後の事を口にした後エリィに視線を向け、視線を向けられたエリィは静かな表情で頷いた後ある事を思い出してヴァイスに問いかけた。
「あら、わざわざエレボニアに出張しなくても、ランディ君――――第U分校が来月にクロスベルに来てくれるのだから、その時にランディ君と会って伝えればいいのじゃないかしら。」
「”来月”って事はやっぱり、”三帝国交流会”のタイミングで第U分校の”特別演習”と重なるみたいね?」
ルイーネの話を聞いてある事に気づいたミシェルはヴァイス達に確認し
「ああ。その件については後日、オルキスタワーの警備依頼の件も含めて詳細な説明をするが………遊撃士協会もいざとなったらいつでもエステル達を動かせる手配は頼んだぞ?二大猟兵団や”黒の工房”、”鉄血の子供達”、そして結社の残党共が最終的に手を組むのだから、こちらも最高戦力で挑む必要があるのだからな。」
「1年半前の襲撃の件で結社や赤い星座の猟兵どころか黒月の構成員の大半を殺しまくってそれぞれの勢力を衰退させたアナタ達やセリカ達が手を組んだ時点で十分”鉄血宰相”に協力している裏の勢力の使い手達を圧倒できると思うんだけどねぇ…………まあ、アタシもその”黒キ星杯”、だったかしら?”巨イナル黄昏”を阻止させる為に何とかエステル達を帝都での夏至祭の直前辺りの時期に密入国をさせてでもエレボニア入りをさせるつもりだったから、言われなくてもエステル達にも協力させるつもりよ。」
ヴァイスに話を振られたミシェルは苦笑した後気を取り直して答え
(な、何か、凄い豪華なメンバーが集まりそうね………)
(ああ………”リベールの異変”を解決した”剣聖”の子供達に”特務支援課”、異世界の英雄達、そして教官を含めた旧Z組………この様子だと僕達の時とは比べ物にならないくらいの多くの勢力が協力して”黒キ星杯”に挑みそうだな。)
(正直な所、”戦力過剰”と言ってもおかしくない気がします。)
(ふふっ、こちらの世界の私達があらゆる意味で羨ましくなってきましたわね。)
リウイ達の会話を見守っていたユウナの言葉にクルトは頷き、アルティナはジト目で指摘し、ミュゼは苦笑していた。
「さてと。これである程度話
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