異伝〜終焉に諍う英雄達の来訪〜最終話
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も巻き込まれる可能性が非常に高い事を前もって知ることができたのだからな。………どうやらあの放蕩皇子が恐れていた事態がそんなにも早く現実になるとはな。」
「”放蕩皇子”って………」
「まさか……オリヴァルト殿下が僕達の世界のエレボニアで起こった出来事―――”巨イナル黄昏”等が起こる事についても予期されていたのですか……!?」
リウイの話を聞いたユウナが目を丸くしている中察しがついたクルトは驚きの表情で訊ねた。
「いや、さすがにそこまでは予期していなかったな。復帰した”鉄血宰相”による以前以上の強引な政策や”北方戦役”、そしてセドリック皇太子の急変………それらを踏まえてオリビエ――――オリヴァルト皇子はエレボニアは滅びの道を歩んでいる事を危惧して、それを未然に防ぐ為に俺やリウイにリィン達の派遣をオリヴァルト皇子が嘆願して、その嘆願に俺達は応えてやったんだ。」
「オリヴァルト殿下がそのような事を………」
「………あの、もしかしてこちらの世界のわたしの第U分校への入学もリウイ皇帝陛下に対するオリヴァルト皇子の嘆願の件に含まれているのでしょうか?」
ヴァイスの説明にエリィが驚いている中ある事が気になっていたアルティナはモニターに映るリウイに訊ねた。
「いや、”黒兎”の第U分校への派遣は半分は第U分校にリィン達を生徒側から補佐する人員として戦闘能力がある”黒兎”を選んだ俺達―――メンフィル帝国政府の指示ともう半分はリィン達―――シュバルツァー家の意志によるものだ。」
「ちなみにリウイお義兄様が仰っていたもう半分の理由――――シュバルツァー家の意志の件はリィン達がアルティナちゃんに普通の女の子として学生生活を経験して欲しいという考えで、アルティナちゃんにも第U分校に入学してもらったそうよ。」
「教官達が…………そう………だったのですか……………世界は違えどリィン教官やエリゼさん――――シュバルツァー家のわたしに対する寛大な心遣いも同じなのですね……………」
「アル…………えっと、さっきエリィ先輩はリウイ皇帝陛下の事を”お義兄様”って言っていましたけど、あれってどういう意味なんですか?」
リウイとエリィの説明を聞いて呆けた後顔を俯かせて自分の世界のリィンやエリゼを思い浮かべて一筋の涙を流したアルティナを辛そうな表情で見つめていたユウナは重苦しくなりかけた空気を変える為にエリィにある質問をした。
「そう言えばまだその件については言っていなかったわね。私の姉――――旧性イリーナ・マクダエルがリウイお義兄様の”正妃”としてメンフィル皇家に嫁いでいるから、リウイお義兄様は私にとって義理の兄にあたるのよ。」
「な―――――」
「まあ………」
「ええええええええ
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