第3話 初めての仲間と異界の魔女
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遅れだった。光があれば、闇は掻き消える。その手は光に届く事は無かった。
「では、な……。なかなか楽しかったぞミラクル。……また会おう」
そう言うと 光の消失と共に ゾロの姿は消えていた。
異界に1人残されたのはミラクル。
「く、………」
流石に悔しかったのか、顔を俯かせ、ぷるぷると震えていた。
そう思えたのだが……それも無かった。
「はーーーっはっはっはっは! やはり、一筋縄ではいかんと言う事か!? まだまだ改良が必要だな。余の魔法も。くくくく、こうでなくては張り合いがないというものだ」
世界一の意地っ張り、ととある男? が称したがまさにその通り。負けを認めようとせず、ただただ笑う。まるで何か、新しいおもちゃでも見つけた様に。
そして、ミラクルもこの場からいなくなったのだった。
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