第二十三幕:光りなくとも輝く虹
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っそ! ななつの葉!」
七夏「え!? わたし?」
心桜「つっちゃーの為にあるような気がして!」
七夏「くすっ☆」
心桜「最近できたブランドみたいだけど、これから色々な商品展開があるんだって!」
七夏「そうなの?」
心桜「という事で、このセブンリーフのノートをつっちゃーにあげる!」
七夏「え!? いいの?」
心桜「ふたつ買ったから、お揃いだよ!」
七夏「わぁ☆ ありがとです!」
−−−−−−−−−−−−−−−−
七夏「それから、色々と『セブンリーフ』を集めるようになって♪」
時崎「そうだったんだ」
俺は時計を見る・・・。
時崎「20時半・・・」
七夏「え!? もうそんな時間なのですか!?」
いつもは、遅くなる時は連絡しているようだけど、今回の場合は七夏ちゃんも時間経過の感覚を見失っていたようだ。俺と七夏ちゃんは民宿風水へ急いだ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
時崎「ただいま!」
七夏「・・・・・ただいま」
凪咲「七夏! 心配したわ!」
七夏「ごめんなさい!」
凪咲「良かった! ナオには連絡しておいたから!」
七夏「・・・はい」
七夏ちゃんのお父さんも、帰りに七夏ちゃんを探していたようだ。
凪咲「七夏、帰りが遅くなる時は−−−」
時崎「凪咲さん! 七夏ちゃんは、困っている人を助けてて」
凪咲「え!?」
俺は、事の顛末を凪咲さんに説明した。
時崎「・・・という事です」
凪咲「そうなの・・・でも、連絡はしてくれないと」
七夏「ごめんなさい!」
凪咲「柚樹君、ありがとう。いつも助けていただいてばかりで」
時崎「いえ、七夏ちゃん。見つかって良かったです」
その後、七夏ちゃんは夕食を早々に切り上げて、部屋に戻ったようだ。今日は色々な事があって、七夏ちゃんも疲れているのだろう。俺も、自分の部屋に戻って、今日撮影した写真の確認とアルバム制作の続きを行う事にした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
どのくらいの時間が経過したのだろうか・・・トントンと扉が鳴る。
七夏「柚樹さん」
時崎「七夏ちゃん!?」
俺は、扉を開けた。
七夏「こんばんはです☆ 柚樹さん、まだ起きているのですか?」
時崎「え!?」
時計を見ると日付が変わりかけていた。
時崎「もうこんな時間なのか・・・」
七夏「くすっ☆」
七夏ちゃんから、いい香りが広がってくる。
時崎「七夏ちゃんも、今日は夜更かしさんみたいだね」
七夏「はい☆ 今日の分の宿題を済ませて、今お風呂に入ってきたところです☆」
時崎「なるほど。今日の午前中は学校だったからかな?」
七夏「はい☆ えっと、MyPadのメッセージを見ました♪」
時崎「ああ・・・今となっては意味が
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