第二十八話
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可能性もありますので」
「それにしてもだ、進攻作戦の時にはどれほどの...」
「分かりませんが、しかしですこれだけは言います。新技術が開発されていても不思議では有りませんな」
「わかった、好きにしてくれ予算は好きなだけ取って良いのでね」
「それとですが、宇宙艦隊司令長官になるかと聞きましたが」
「それか、なる気は無い」
「それで安心しました。」
「安心?」
「そうです、我が財団の若ですからね是非に早く次を継いで貰いたいのです」
「俺もそうしたいから誰かを宇宙艦隊の司令長官にしないとね、それで今は有能な者達を育てて階級も上げているからね」
「流石ですな、昔から自分の為というよりも気にいった者に対しては過敏に反応してますからね」
「そこが分かんないんだよ、俺は大切な人達に幸せになって欲しいと思って行動しているだけなんだけどさ」
「そこが若の長所ですね、ですから一門が若の事が大好きなのです」
「....恥ずかしいな、そんな告白されるとさ」
「だ、誰も告白していません、自分はノーマルですぞ」
「冗談だ、わかってるさ」
その後にロルフは幾つかの施設を確認し、「これで準備は整った、この宇宙から戦争を無くそう」と 呟いた。
ロルフは最後の戦争に対して自分が大虐殺者になる事を望んでいた、最後の戦争これで戦争等と愚劣な手段を取らずに話し合いで人間は解決出来る筈だと確信している。
獣は戦うしかないが、人間は言葉がある、貴族は滅ぼすしか解決策がない。
貴族派は自分達が至高の存在だと認識している。
『愚劣極まりない』
此奴等は、選民意識は強い早い話馬鹿であるのだがね。
「失礼します」
「ジークかどうした」
「緊急通信が入っています。オーディンから...」
「分かった」
高速通信の向こうには
「父さん?」
「大変な事が起きたぞ」
「何ですか」
父さんが緊急連絡なんて今迄にないことだぞ。
「....泊まっていったぞ」
「はい.....」
「泊まっていったんだ、これは大変な事件だ。世界のトップニュースがきたんだぞ」
「だから何がさ」
「パウルだ、パウルの家に泊まったんだぞ」
「それってさ、パウルの家に噂の彼女が泊まったの?」
「そうだ、先程からいってるだろうが」
「.......」
「おい、大丈夫か」
「......」
「おい、戻ってこい。ジークそこにいる息子殿を叩いてくれフリーズしている」
「えっ...いいのですか」
「そんなに心配するな、会話にならないんだ問題無いそれにジークならOKだ」
「そんな、自分がでも本当にパウル
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