暁 〜小説投稿サイト〜
武装神姫 〜心と心の最前線(Front Line)〜
第一章 『ユウナ』
第4話 感覚
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あるわけではありません。確かにチューニングを行えばある程度まではカバーできると思います。ですがもともと速さを求めて作られているアーク型やエストリル型などに比べれば劣るのは間違いないです。」
そうだったのか。確かに神姫にはいろんな娘がいた。私の感覚的には見た目の差だけであり、住む環境が異なれば自ずと性格が変わってくるものぐらいにしか捉えていなかった。性能のことを考えてもどの娘であろうと一般的な家事は満遍なくこなすことができる。神姫バトルへの影響はあまり考えたことがなかった。
「私の武装を見てくださいマスター!比較的軽い武装が多いでしょう? 軽いから速い!・・・というわけではないのですが、バレリーナがモチーフになっているので神姫バトルで言うところの回避アクションが得意なんです。加えてこのシールドを使うことで少々の防御戦法なら行うことができます。攻撃することも大事ですがマスターは武器にばかり執着しすぎですよ?」
なるほど、もし自分が防御や回避に定評が有るならば彼女との組み合わせは良く合っていると言えるだろう。まずは自覚するところから始めなくてはならない。とりあえず今はメンテナンスと共に回避重視にチューニングしておこう。
「マスター! 私の考えを取り入れて下さりありがとうございます! ふふっ/// もう今から次のバトルが楽しみになってきました!」
そういえばゲンさんがなにか大切なことを言いかけていた気がする。神姫バトルは1人で戦っているのではないと・・・。それはもちろん二人で戦っているに決まっている。1人のマスターが1体の神姫にライドオンするわけだから。一体何を伝えたかったのだろうか。悩みの種というものは花が咲くと同時にまた生まれてしまうものだと感じる一日だった。
第4話 完
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