第1話 歴史
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られない存在……と言えばそうなのだが低級神さえ見なくなったので、その異常性には世界全体が気付いた。それと同時に神魔法、レベル屋、AL教の各種奇蹟、それらが新たに神託されることがなく、現状ある物しか使えなくなった。これにより世界が大きく変わっていく時代の節目となった。どれだけ蓄えていたのか判らないが、シスターロゼはその圧倒的な蓄えで色々と牛耳る様になり、ランス顔負けの怠惰を貪っていたのだが、見る者が見れば その行動理念と目的がはっきりとわかっていたので、別段口にする事は無かったのだが、AL教の失墜は目に見えていた。
法王クルック―はその状況に何処か安堵した表情を見せたが、その表情を誰も理解できなかったのは言うまでもない。
□ 勇者災害
新たな勇者ゲイマルクが魔王ランス討伐に立ち上がる。
勇者とその仲間は、エスクードソードを発動させるために意図的に人類削減を決行する様に画策。いち早く察知したのは怠惰を貪っていた……と思われていたシスターロゼ。世界の異常とも言える事態。まさに光の速さで各国に伝わるが、相手は腐っても勇者。その実力はどんな戦士よりも遥か高く、人類軍は連戦連敗を続け、集められるだけ集め、匿っていた市民たちを守る大規模砦も発見され、一気に数百万の命が奪われようとしていた時、謎の男が現れ勇者を撃退した。
その男は。
『我が名はマスク・ド・ゾロ! ばばーーん!』
と名乗っており、民間人が多数いた砦であった為か一気にアイドルになった。赤い帽子に緑の仮面。……初見では正直ダサいと誰もが思ったのだが、大恩が出来た為誰も口にしなかったのは言うまでもない。
勇者ゲイマルクが粋がっている、と魔王の耳に入り いざ〆てやろう……と乗り出してきた魔王ランスだったのだが、その変態仮面(魔王談)がちやほやされてて ムカついて砦を破壊し、変態仮面に襲い掛かるが、その仮面の戦士こと マスク・ド・ゾロは 勇者討伐の際にも発揮していた不思議な力を使い、魔王ランスをアメージング城まで飛ばしたとの事。(真偽は定かではないが、魔王ランスが消えたのは事実)
この後 《マスク・ド・ゾロ崇奉集》なるものが これまた光の速さで出来上がった。(因みに マスク・ド・ゾロを崇め奉る集まりの略らしい)
□ ランスの異変
この時、人類各国指導者たちは久しぶりにランスと会うが、魔王化の影響で以前のランスではもう無かった。
RA5年
□ 魔王の世界凌辱、ランスが魔王の本能に屈する
魔王ランスは翔竜山を下りて人類、亜人、魔物、全てに襲撃を開始。各国を襲っては破壊と凌辱を自由気ままに楽しむ。処女ブームだったこともあり100人以上がランスにより破瓜した。それにより、まだ多少はあったランスの英雄像は完全に粉砕され、やはり人類の敵であると言
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