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ランス 〜another story〜 IF
第1話 歴史
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人の間には子もいる。最初こそは喜び沸いた事実だったのだが、印象が180度変わった。それを許さないとする別勢力が大統領選挙に立候補。シーラと選挙で争うが僅差で負ける。……が、彼らはその結果に納得せず、武力で国を奪おうと内乱を起こし国を二分させる。

□ リーザスでの事件

 リアとランスの子、ザンスを抹殺しようとクーデターが起こるが鎮圧。

□ 自由都市での事件

 コパンドンは、親ランス罪で財産を没収され、一時的に牢獄に入れられる。

□ JAPANでの事件

 ユーリと五十六の子、勇義の暗殺未遂事件発生。五十六の弟である太郎が鎮圧。元々、技能的にも能力的にも太郎自身を大きく上回っている勇義に国主を譲ると言う話が明るみに出た為の凶行と判明。

□ ゼスでの事件

 ランスとマジックの子、スシヌが狂気の魔法使いたちに誘拐される。魔王の汚れた血を全て入れ替える儀式が行われそうになるが、アニスの特攻と言う名の暴走によって、狂気の魔法使いたちは消滅。『ユーリさんなら絶対こうしました!!』と高らかに言っていたのだが、出した損害も決して安くないと言う事と、ユーリロスでアニスの行動が悪い方向に活性化してしまった事実で更に頭を悩ます結果ともなった。
 でも、自分の子供を救ってくれたのは事実、とマジックは多大なる感謝をアニスに送った。



RA12年
□ 魔王の愛人

 ランスは魔王である事を隠し、人類圏、魔物界で愛人を作る。これまでと違い、戦闘や国政にあまり関係のない一般の子を口説き落とした。それがランスの中でマイブームとなったが、1人、また1人とランスが魔王である事に気付き、怖がれながら別れる事となる。

□ 東ヘルマンの乱

 各地で反ランス、ユーリの気運が高まったなか、そのほとんどは鎮圧されたが、マスク・ド・ゾロ崇奉集の膨大とも言える信徒が何故かヘルマンの地に結集。そして先導しヘルマン内部の反乱を起こした結果、ホワイト将軍が東ヘルマンを建国した。
 人類圏の多くの勢力したために、それに乗じて最大とも言える崇奉集が集まったとの見解。

『今の時代の英雄はマスク・ド・ゾロ様であり、ランスとユーリは過去の遺物。いや 負の遺物である。そして現にランスは魔王に、ユーリは姿を眩ませている。あの強さで死体はおろか、情報の一旦さえ見つからないのは不可解である。つまり魔王側にいると考えるのが妥当。確かに良識のある英雄だったが、その力を恐れた魔王ランスが引き込んだ可能性も捨てきれない。そんな悪の血がこれ以上増えるのは人類にとっての脅威であり、それに支配されているのも同義である。汚れた血を持つ者を全て排除し、人類独立を勝ち取るのだ』

 その魔法拡声器を用いた大々的な演説は、より多くの者が賛同する結果を残した。


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