第1話 歴史
[11/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
事が出来なかった女達は彼が存命だった頃のアイテムの効果と法王クルック―と共に完成させた《男避けの秘術》を用いていたため全員が無事。
元々親しい者達にしか伝わってなかった事、秘術の使用には時間が掛かる事、全ての女性に施すのは無理がある事、女がいなくなるも同義の状態にするとランスの破壊衝動が更に増す懸念がある事、等々を考慮し、(犯された者達には申し訳ないが)その秘術は広くは伝えたりはしなかった。
それでも各国の美女たちは例外なく犯されていく姿を視続けるのは地獄だと言える。自分達の国民が陵辱されているのだから。ランスを慕うリアやマジック、コパンドンを中心としたメンバーは一粒の希望を胸に魔王ランスに向かうが、一方的な冷たい陵辱を受けた。
マスク・ド・ゾロも活動時間が限られている、と言った言葉によるものなのか不明だが、魔王活性化に反比例する様に、助太刀する時が明らかに減り、そしてその事に対する不満(助けられるのに助けない。遊んでいるのでは?)をも少なからず溜まり、魔王の恐怖と相余って悪循環になり人類は絶望に包まれた。
そんな中、ミラクル率いる新トゥエルヴナイトが決しのSBR作戦を決行。最凶生物SBRを使い、魔王ランスの動きを止め、リセットのビンタを成功させた。
こうしてついに再びランスを正気に戻す事に成功。正気に戻ったランスは、その後『あの馬鹿は何処だ!』と叫んでいたらしく、また不安を残す結果ともなった。
そして、その戦いの最中に魔剣カオスは吹き飛ばされ消息不明となる。
RA11年
□ 戦争後の世界
戦争が終わった。
少数の魔軍に対し、少数精鋭で挑む作戦方針が功を成し、通常の魔軍との戦争として考えれば、圧倒的に被害は軽微で済んだ。しかし、戦争の爪痕。身体も心も傷つき、それは人々のそこかしこに残される事となった。
□ 新たな魔人たちの結末
魔王ランスの作った4体の内魔人ネルアポロンは魔王ランス討伐隊との激闘によって討伐される。
魔人ヘビーカロリーは正気を取り戻した魔王ランスにより殺される。
残る2体の魔人、ワルルポート、DDは戦争後失踪。
□ 各国で反乱の発生
戦争は終わったが、人類圏において
魔王ランスの憎しみは深まる結果となった。その矛先はもう1人の英雄ユーリにまで及んだ。
『魔王ランスを止めない』
↓
『死んだと見せて、実は裏で結託してるのでは?』
↓
『ユーリは英雄などではない』
↓
『いや、ひょっとしたらもう1人の魔王、その上位大魔王かもしれないぞ!』
正直と無理矢理過ぎるこじつけで更に憎しみはまし、その関係者は全て殺せ、と過激な運動が起こった。
□ ヘルマンでの事件
現大統領が大魔王(仮)ユーリの側室。その上、2
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ