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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
第29話一輪の花
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から自分の実の母親の名前が出てきてさらに顔向けできないとまで言っているのであるから

シャル「な、なんで…お母さんの名前が…そこで出て来るの…」

その言葉を聞きジルとローズは顔を合わせて互いに頷きローズはシャルロットと正面から話した

ローズ「シャルロット…、私はあなたの母親のジャンヌとは大の親友だったのよ。あなたに隠れて私とあってる時もいつもあなたの話ばかりだったわ。そして彼女が亡くなる時に言われたのよ、[シャルロットを頼むわ]と…」

ローズは一息おいてから

ローズ「今まで辛い思いさせてごめんなさい…。今更謝られても許されないのはわかってる…。でもこれだけは信じて…わたしもジルさんも…そしてジャンヌもあなたのとこを愛しているってことを…」

自分が思っていることを全て打ち明けたそれも嘘なくすべてを…
そのことにシャルロットは涙が溢れてきて…

シャル「う…そ…だよ…グスッ…嘘だよねぇ…」

ローズはそのままシャルロットに抱きつき今まで冷たく接してきた感じではなく…今までできなかった母親らしい声で…ジャンヌと同じくらい優しい声で

ローズ「いいえ…本当よ。私はあなたを大事にしてるわ…なによりもね…」

シャル「うっ…ぐっ…うわぁぁぁぁ!」

このような感じになっているがローズは心の中で

ローズ(やっと母親らしいことできたかしら、どう?ジャンヌ…)





数十分後
外ではまだ聖成が戦っている何故なら零騎士やタジャドルではなく初めて使う福音のため本来の身動きがまだ掴めていないのであった

ローズ「シャルロット…あなたにこれを」

ローズはシャルロットに自分の持ってきた《コスモス》を託した

シャル「これって…」

ジル「これは新しく開発したIS、名前は…《コスモス》だ」

シャル「っ!それって…もしかして…」

シャルロットは何かに気づいたらしそれは昔の記憶のことであった…




シャル「お母さんの好きな花ってなに〜?」

ジャンヌ「ん〜…コスモスかしらね?急にどうしたの?」

シャル「ううん、ただ今度お母さんに花冠作るときに好きな花がいいなぁ〜って思ってね。えへへ」





それは遠い昔の出来事の話であった
シャルロットはコスモスを両手で握りしめて

シャル「…コスモス…お母さんの好きな花…僕に力を貸して!」

その瞬間なんとコスモスとラファールが同時に起動し、二つのコアが共鳴し融合をした
そして一つのISへと変わっていく…

父が最初にくれた風、そしては母親の好きな花…その二つが重なり合うのであった

ジル「っ!二つのISが一つに…しかも形がラファールでもコスモスでもない…」

シャル「ううん違うよ、お
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