暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
4章 インターミドル予選
4回戦 プライムマッチ午後の部 開始前
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いつも通りブロンドの髪をなびかせての登場
対戦相手は去年都市本選6位のセンチュリー選手
三味線を弾いてなければ技量は去年と変わらず
試合を観させてもらった感じは、アインハルトより下のような気がする。
とはいえ、切り札の一つや二つ位あるだろう。
三回戦のリオと番長の試合で、番長の切り札には驚いた。
炎属性だから俺には効かないけれど、逸材は多いと感じたのだが、
残念ながらセンチュリー選手にはそれを感じなかった。
俺は入場と同時に周囲を見渡した。
結構な人が入っている
チームナカジマもアインハルト以外はここに来ているので、
気付くかどうかはわからないけれど、ヴィヴィオに良く見ていてねと言う感じで視線を送った。
「綾お姉ちゃん?」
「どうしたのヴィヴィオ?」
「コロナ、綾お姉ちゃんが一瞬だけどわたしに視線を送った気がして」
「綾さんが?」
「うん」
「もしかしてしっかり観てってことじゃない」
「なにをするんだろう」
「あ〜綾ちゃんやからな、予想はつかんな、私が言うのもなんだけど、よく試合にまにあったよなぁ」
「八神指令、綾お姉ちゃんに何かお願いしたんですか?」
「ちょっとなぁ、間に合わへんと思ったんやけど、ちゃっかりしてるわほんまに」
「お姉ちゃんですから」
「そやな」
《ノーヴェ聞こえる》
《綾さんですか、どうなさりましたか?》
《ヴィヴィオにノーヴェとヴィヴィオが描いている完成形じゃないけれど、それに近いのを見せてもいいかな?》
《いつもなら勝手に行われる綾さんがどうしたのですか?》
《勝手にって・・・流石に二人が時間をかけて行っているのを土足で踏み潰すようなことしないって、
アインハルトにはエレミアさんがいるけれど、似たようなタイプがいないから・・・やっぱりだ目だよね》
《本当になのはさんが言った通りですね》
《何か言ってたの?》
《戦闘時の時は大丈夫だけど、時分の事で心配そうな時の相談はネガティブ思考になりやすいって》
《なのは〜、勝手なことばかりやってヴィヴィオに嫌われたくないじゃん》
《自慢のお姉ちゃんって言ってますよ、相手の方は結構な実力者ですよ》
《去年都市本選で番長に負けた子だね》
《大丈夫なのですか?》
《試合は見たけれど、多分本調子のアインハルトより弱いよ、
いうかノーヴェの教えが良いからチームナカジマののびりつは半端じゃないけれど、
コロナ都かはあまり戦いたくない相手だよ》
《あやさんにそう言ってもらえるとコーチ冥利につきます。》
《もしかしたら、行き着く先が果てしなく遠いからくじけそうになるかもしれないって思っているけれど》
《本当にです
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