八本目
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「あんな頭にする必要あったのか?」
「けじめは必要だろう?
ルーリックはむしろ喜んで髪を剃ったぞ」
「喜んで?」
「理由としては2つ。お前がアイツを庇った事と、お前の弓の腕前に敬服したのだろうな。
ルーリックは街で一番の弓の名手だったからな」
はー…成る程。
ん?ルーリックって何のポケモンなんだ?
「なぁ、ルーリックの種族って何?」
「んー?何だったかなぁ…よく覚えていないが…
あの姿になる前は、たしか鳥みたいな姿だったぞ」
鳥…?
「タイプは?」
「草と飛行だったかな…?」
草…飛行…弓…
「うっそだろ…なんでカントーにジュナイパーがいるんだよ…!?」
「ジュナイパー…あぁ、そうそう。そんな名前だったな」
カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウは辛うじて陸続きだから、この四地方のポケモンが別の地方いるのはおかしくはない。
だが、アローラのポケモンが日本にいるのはおかしくないか?
「アイツはお前の監視役も進んで受けた。
もっとも監視役は志願者が多かったがな」
「俺なんて面白いか?」
「おまえな…あれだけの弓の腕と眼を持つ者など、我々…このライトメリッツにはいない」
ふーん…
ジュナイパーってキロ単位の狙撃も出きるとか書いてあったけどな…
誇張表現かな?
「お前の事をもっと知りたい。
案外、他にも隠れた才能があるかもしれないからな。
明日、色々試そう」
もうお馴染みとなってしまった修練場。
そこには木剣や木槍など、武器と称される物が大抵置いてあった。
「どうすんの?」
「好きなものを取れ」
………はっきり言うけどさ…これってイジメだよ…
俺とエレンの身長差どれだけあると思ってるんだよ。
俺まだ子供だよ?
エレンは…容姿から推測するに十代後半から二十代前半。
とは言え女性のなかではそれなり高身長。
そもそも俺は人間、エレンはポケモン…しかも恐らくは6V個体。
攻撃力が高くないエアームドと言えど、単純な力…ポケモンでいう『攻撃力』ではなく他のRPGでいう『STR』はバカにならない。
取り敢えず、袖口にナイフを仕込んでおこう。
リムはこちらを見て面白そうにしていた。
どうやら彼女は彼女で主に振り回されて鬱憤が溜まってるらしい。
両の袖口にナイフを一本づつ。
メインに長剣を選ぶ。
「いつでもいいぞ、ティグル」
と、言われたので、エレンの方へ振り返って、剣を構える。
キリトさんスタイルだ。
剣を振り上げ、振り下ろしながらエレンに突っ込む。
何で読んだかは忘れ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ