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ABULHOOL IN ACCELWORID
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う者もいる。

義手の俺には本の良さはわからんからその議論に興味は無い。

図書館で適当な本を手に取り、個室へ向かう。

「ダイレクトリンク」

再び仮想の世界へと向かい、昼休みと同じくスカッシュコーナーへ向かった。

ブースに入ると記録が現れた。

一番上は…

「レベル220だと!?」

誰だこんな馬鹿げた記録を出したのは…

まぁ、いい…

だったらこの記録を越えるだけだ。

そう思い、アイコンをタップしようとした時…

「あの馬鹿げたスコアを出したのは君か」

その声に、振り向いた先には黒揚羽のアバター…

黒雪姫!?

ハイカーストの生徒会副会長がなぜこんな所に…?

「その記録を出したのは私だ」

なに!?

俺が一月かけて出した記録をたった一回で!?

驚きで混乱するなか、彼女はその妖艶な唇を動かした。

「もっと先へ…加速したくはないか?」

加速…?

何を言ってるんだ?

「その気があるなら、明日の昼休み、ラウンジに来い」

そう言い残して、彼女は去っていった。

「なんだったんだいったい…?」

だが…おもしろい…

明日…行ってみるか…

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