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ツ、そろそろ出るぞ」
「ん!」
コーヒーカップを空にし、キッチンに置いて、家を出る。
っと…その前に…
母さんの寝室を開ける。
「母さん」
「んー…んー」
ピコンとニューロリンカーを通して500円が俺とナツそれぞれに渡される。
「いってきます」
「いってくるよー!」
「んー…」
家を出る。
「お兄ちゃん、ちー姉ちゃんは?」
「陸上の朝練だろ」
「そっか残念」
そう言うがナツの顔は嬉しそうだった。
全く、なんでこんなブラコンになっちまったのかねぇ?
そして歩いて学校まで行く。
途中、ナツとは別れる…のだが…
「じゃ、またねお兄ちゃん」
「ああ、またな」
このやり取りをすると必ず周りの奴がこっちを向くのだ。
ま、もう慣れたがな。
そして更に歩き、中学に着いた。
今年の春に入学し、半年通っている学校。
私立梅郷中学校。
はぁ…今日もまた怠い学校生活か…
そう思い、俺こと有田春雪は校門をくぐった。
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