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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
15.比企谷八幡は本気を出す?
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てください。うわっ、しかも何人か非番の人が見に来てるし。
『五秒前』
綾辻のアナウンスを聞き、俺はぶらん、と両腕をたらし、脱力状態になる。無形の構えというやつである。
『四』
相手はまともな攻撃はしてきやしない。
『三』
それどころかあのでかい図体だ。ちょこまか動かれることはない。でもくそかたいんだよなあ。
『二』
弱点は目みたいなところなんだが、そこに一発ぶっ放せばいいってもんじゃない。あそこに数発叩き込む。
『一』
目標までの弾道を頭の中で思い浮かべる。
『―――――訓練開始っ!』
パパパパパン!
訓練室には銃声しか木霊しなかった。
目?みたいなところの中心部の周りの沿線上の先に沿うようにトリオン弾を叩き込む。他のやつらはおそらく「あ、ありのまま、今起こったことを話すぜっ!」状態になってるだろう。なんてことはない、ただの早撃ち、クイックドローである。
俺は後ろへ振り返り出口の方へ歩を進める。そこへ目ん玉のど真ん中に目掛けて背面ショット。
その一発でネイバーは絶命した。
ここまでの時間実に、
『記録1.8秒』
「フッ。一瞬でカタが付いたな」
「雪乃さん、一瞬って何秒ぐらいでしたっけ?」
「そうね。おおよそだけれど一秒にも満たないぐらいのはずね」
「八幡さんが嘘ついた」
あーいーつーらーわー!いいだろ、たまにはかっこつけても。今思えばヒス俺でしてましたねはい。
「……トリガー
解除
(
オフ
)
」
俺の中で会ってに論破され虚しくなってしまったのでトリガーを解除する。
「どうだみんな。これがボーダー最強の実力だ!」
「最強は言い過ぎでしょ。太刀川さんもいるし、ニノさんや当真さんだっている」
「それは比企谷先輩が個人ランク戦に参加してないだけじゃないですか」
木虎がジトっとした目で俺を見てくる。ああ、そういえば前こいつとランク戦したときに長引きすぎて適当にあしらったことがあったような。まあ、大半のやつにそうやってるんだけどな。小南とか三バカとか。
「この後もまだまだレクリエーションはあるから楽しみにしててくれ!」
まだあんのかよ。勘弁してくれ。
「次は昼食の時間だ。食堂まで案内するからついてきてくれ」
ぞろぞろと嵐山さんの後ろについていく中。総武ボーダー組はやはり俺のもとへ集まってきた。
「比企谷。やはりお前は人間をやめていたんだな」
「おいまて。俺はまだ人間だ」
「『まだ』。ここ重要ですよ皆さん」
「そろそろはっ倒すぞ。総司」
「ええもちろんです!さあ!カマンッ!」
ええ。予想斜め下の回答なんですけど。
「まあ、俺
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