暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第28話 現れた巨大猛獣、リーガルマンモス!
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ニーさんが頷くがココさんはサニーさんの触角も見えてしまうんですね。


「ココ兄はサニー兄の触角も見えるんだもんな」
「まあ正しくは触角から出る微量の電磁波を捕らえているんだけどね」
「相変わらず凄い視覚ですわね……」
「それでどうして触角を引っ込めているんだい?」
「別に……お前に触れるのが嫌なだけだよ。だってお前毒だし」
「な、なんてストレートな奴……」


 サ、サニーさんってやっぱりハッキリと言うんですね。ココさんも分かってはいたようですが驚愕の表情になってますし……


「バオオオオオオ!!」


 その時でした。リーガルマンモスが体を持ち上げて前足で私たちを踏みつぶそうとしていました。


「しまった!リーガルマンモスが!?」
「いや、もう済ませてある」
「バオオ!?」


 リーガルマンモスは突然動きを止めてフラフラとしだしました。


「ココさん、もしかしてリーガルマンモスに毒を……」
「ああ。ただ流石は巨大なサイズだけの事はある。毒が完全に回っていないがもうじき動けなくなるだろう。問題は……」


 ココさんはリーガルマンモスをジッと見つめると険しい表情を浮かべた。


「……マンモスの中に別の電磁波が見える。もう既に敵が体内に侵入しているんだ」
「なんだって!?」
「このサイズだ、仕留めるのを諦めて直接体内に入って『ジュエルミート』を取りに行ったな。流石ゲスい連中は考えまでゲスいな」
「ジュエルミート……」


 ジュエルミート……イッセー先輩から話は聞いていましたが全ての肉の部位の味を兼ね備えた古代の食宝とも言われた幻のお肉……こんな状況なのにどんな味なのか食べてみたくなっちゃいました。


「時は一刻を争う。僕たちも早くマンモスの体内に入ろう」
「あぁ!?何言ってるんだ、ココ!!」
「ふむ、あのサイズならお尻から入った方が安全だな」
「ジョークだろ、それ!?この毒が!!」


 サニーさんの毒発言にココさんがショックを受けてしまいました。


「サニーさん!ちょっと言い過ぎですよ!」
「ははは……(昔とちっとも変ってないね、サニーは……)」


 私はサニーさんに注意するが彼はふん、と首を横にして嫌そうな顔をした。


「俺は絶対にごめんだぜ。そんなことするなら美食會の奴らがジュエルミートを持って出てきたところを奪えばいいだろうが。美しい方法とは言えんが体内に入るよりはマシだ」


 サニーさん、よっぽどリーガルマンモスの体内に入るのが嫌なんですね……


「うん?……ッ!?サニー兄、危ねぇ!!」


 イッセー先輩がサニーさんを引っ張って飛びました。すると光線がサニーさんの立っていた場所に振ってき
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