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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第28話 現れた巨大猛獣、リーガルマンモス!
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手にあまるから一旦引くぞ!」
「なるほど、今は逃げるんですね」
「逃げるなんてブサイクな事はしねえよ。一旦引くだけさ。まあMXAで引くけどな!」


 サニーさんが全力で崖を降りていきますが巨大な物体は私たちの直上まで迫ってきていました。このままでは逃げきれません!


「小猫ちゃん!アーシア!祐斗!サニー兄!皆、無事か!!」
「イ、イッセー先輩!!」


 リーガルウォールの下にイッセー先輩とリアス部長、朱乃先輩にリンさん、そしてティナさんがこっちに向かって走ってきていた。良かった、無事だったんですね。


「イッセー先輩!会いたかったです!!」
「イッセーさん!ご無事でよかったです!」
「部長と朱乃さんもよくぞご無事で……」
「てかイッセー!お前この状況どーにかできね!?」


 いくらイッセー先輩でもあの巨大な物体を持ち上げることはできないんじゃ……そう思っているとイッセー先輩はナイフで地面に四角い切込みを入れてフォークを刺して岩盤を引っこ抜きました。


「サニー兄、この穴の中に飛び込むんだ!!」
「よっしゃ!行くぜ、お前ら!!」


 サニーさんは触角をバネのように使って穴に目掛けて飛びました。でも巨大な物体はもうすぐそこまで迫りそして……



 ズドォオオオォォオオオォオオオッ!!!!!



 巨大な物体が地面に激突してクレーターが出来てしまいました。私たちはというと……


「『髪ネット』……間一髪だったな。ここまで押し込められちまったが、ふぅ……なんとかこらえたぞ」


 サニーさんが髪ネットで押しとどめてくれたので私たちは無事でした。


「小猫ちゃん!!」
「イッセー先輩!!」


 私はイッセー先輩の胸の中に飛び込んで思いっきり抱きしめました。先輩も私を強く抱きしめ返してくれました。


「会いたかったです、イッセー先輩……」
「無事でよかったぜ。小猫ちゃん……」


 そのままキスできそうなくらい甘い雰囲気になりましたが流石にこの状況でそんなことはできず渋々と先輩と離れました。


「イッセーさん!?すごいボロボロじゃないですか!今回復しますね」
「ああ、頼むよ。アーシア」


 アーシアさんはイッセー先輩に傷を神器を使って癒していきます。ようやくイッセー先輩を回復できたのが嬉しいのかいつもより気合が入っています。


「……よし。これで傷は治ったな。ありがとう、アーシア」
「えへへ……」


 イッセー先輩はアーシアさんをギュッと抱きしめると穴の外に出ました。


「イッセー、こいつはもしかするとリーガルマンモスか?」
「ああ、遠くから見たらはっきり分かったぜ。こいつがリーガルマンモ
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