暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第28話 現れた巨大猛獣、リーガルマンモス!
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。お前らだってそうだろ?さっきの遠吠えには何かただならぬ覚悟を感じた。今助けに行くのはその覚悟を侮辱する行為であって……」
「「「美しくないってことですね?」」」
「そういう事だ」


 私たちはサニーさんの話を聞いて改めて覚悟をして先を進むことにしました。


「さぁお前ら、今度はここを登っていかなきゃならねえからな!」


 私たちの前方には巨大な崖が立ちふさがっていました。あまりの大きさに天辺が見えないくらいです。


「リーガル高原の入り口『リーガルウォール』だ。高さは3000メートルはある断崖絶壁を越えなければリーガルマンモスには会えないって訳だ」
「3000メートル……そんな高さだと飛んでいこうにも体力が持ちませんね」
「ここは俺に任せろ」


 サニーさんはそう言うと触角で壁に張り付き地面を歩くように上がっていきます。


「凄い、壁の上まで移動できるんですね」
「俺にとっちゃこんな崖、地面と変わりないからな。ほら、行くぞ」


 私たちはサニーさんの触角に持ち上げてもらいリーガルウォールを登っていきます。暫く上っていると崖の途中に穴が開いてありその中に猛獣がいました。


「サニーさん、こんな崖に猛獣がいますよ?」
「あいつらはリーガルウォールの主『ヘビークリフ』。見た目はおっかないがこっちから何もしなけりゃ襲ってこない。まあ怒らせたらハンパなく厄介だがな」


 私たちはサニーさんの言う通りヘビークリフを刺激しないように大人しくしていました。近くにヘビークリフの顔が迫って怖いですがジッと我慢します。


「あれ?何だか急に暗くなってませんか?」
「ん、そうか……?」


 何かに太陽の光が遮られたかのように影が出来たので私たちは上を見上げました。するととんでもない物を見てしてしまいました。


「な、なんだありゃあッ!?」


 リーガルウォールの天辺から巨大な何かが落ちてきていました。あまりの大きさにそれが何なのか分からない程です。


「うおおおぉお!ヤベェぞぉーーー!?」
「サニーさん!触角であれを持ち上げられないんですか!?」
「無理だ!ありゃデカすぎる!とにかく逃げるぞ!!」


 私たちは上から迫る物体から逃げようとしましたが近くにいたヘビークリフが急に殴りかかってきました。


「うわっ!?ヘビークリフが襲い掛かってきたよ!!」
「まさかこの地震は私たちが原因だと思っているんじゃ……」
「どうもそうらしいな!全くもってヤバい状況だぜ!!」


 サニーさんがフライ返しでヘビークリフたちを弾き飛ばしますが数が多くてキリがありません。


「お前ら、流石にこいつら相手しながらあの巨大な物体から逃げるのは
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