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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第28話 現れた巨大猛獣、リーガルマンモス!
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だがそれはそのまま危機回避能力にも繋がる」
「つまりテリーはこの先に何か大きな危険があると察知したということですの?」
「どの道俺たちはかなり消耗している。ここはテリーを信じよう」


 俺たちは怪鳥ルバンダを無視してテリーが案内してくれたルートを通ることにした。テリーが案内してくれた道は猛獣が全くいないショートカットだったようで楽にデビルアスレチックを抜けることが出来た。


「よし、デビルアスレチッククリアだ!お前のお陰だぜ、テリー」


 俺はテリーの頭を撫でるがテリーは何故かデビルアスレチックの方に視線を向けていた。


「ウオーーーーーッ!!!」
「テリー!?」


 テリーはまるで覚悟を決めたように雄たけびを上げてデビルアスレチックに戻っていった。


「テリー?一体どうしたのかしら?」
「そうだ、イッセー!大変なの!洞窟の砂浜にいたあの黒いGTロボがこの島に来ているの!」
「なんだと!?」


 ティナの言葉に俺は驚いた。洞窟の砂浜で出会ったあいつがリーガル島に来ているのか?……そうか!テリーはそれを俺に伝えるために追いついたがそれが返って敵に俺たちの位置を教えてしまった事を気にして一人で戦いに向かったのか。


「……皆、先を進もう」
「えっ、でもテリーが……」
「テリーは自分がここに来てしまった事であのGTロボが俺たちの位置を知ってしまった事に責任を感じて一人で戦いに向かったんだ。あいつが覚悟を決めたのにここで俺たちが助けに向かったらテリーの覚悟を踏みにじってしまう」
「イッセー……分かったわ。私たちは自分がするべきことをしましょう!」


 俺たちはテリーを信じてリーガル高原に向かう事にした。死ぬなよ、テリー!!




ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー


side:小猫



 ウオーーーーーッ!!…………


 なんでしょうか、今の雄たけびは……テリーの声によく似ていましたがもしかしてイッセー先輩たちに何かあったんでしょうか?


「今のはイッセーが連れていたバトルウルフの鳴き声だな」
「やっぱりテリーの……今の様子だと何かあったようにも聞こえたけど……」
「まさかイッセーさん達に何かあったんでしょうか?」


 祐斗先輩やアーシアさんが心配そうに話していましたがサニーさんは構わずに先に行こうとしました。


「サニーさん、イッセーさん達の所には行かないんですか?」
「んな無粋なことするかよ」
「無粋って……」


 私たちはサニーさんが言った言葉の意味が分かりませんでしたが次の言葉でサニーさん達美食屋の覚悟が分かりました。


「ここに来た奴らは全員が覚悟を決めてきているんだ
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