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おぢばにおかえり
49部分:第八話 はじまってからその五
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ら?」
「何か食べに行かない?どうかしら」
「何かですか」
 そう言われてみると。お腹が空いてきています。育ち盛りなのでやたらとお腹が空きます。けれどそれでも背が大きくならないのが不思議です。
「どうかしら。ドーナツでも」
「あっ、いいですね」
 ドーナツ好きなので。願ってもない言葉でした。
「それじゃあ駅前のミスタードーナツですよね」
「ええ、行きましょう」
 明るい顔になって私に言ってくれました。

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