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ドリトル先生と和歌山の海と山
第二幕その八
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「最初は毒で死ぬつもりだったらしいけれど」
 それでもというのです。
「死にきれないでね」
「日本刀で切腹したんだ」
「そう、銃でなくね」
「ドイツ人なら普通銃だよね」
 王子はこのことに余計に不思議なものを感じました。
「自殺、自決する時は」
「特に軍人ならね」
「最初の毒もそこから外れてるけれど」
「まだあるね」
「それでも日本刀はね」
「ドイツ軍人としてはかなり珍しいね」
「というかその人だけだと思うよ」
 それこそと言う王子でした。
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