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ゲート自衛隊 超化学提督物語
各国は相変わらず混乱しています。ですが当事者は気にしていません。
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られているタロウが普通に日本のサラリーマンが普通に利用するような居酒屋でオタク夫婦と一緒に飲んでいる光景はかなりシュールであるが、タロウは気にしていなかった。

そもそもどうしてタロウが地球世界の日本にいて、普通に居酒屋で伊丹夫婦と一緒に酒を飲んでいるのもタロウもどうしようもない理由からであった。

「いつまでもこんな娯楽が少ない宇宙船の中で休暇もなしで仕事を続けられるかあああ!!」

地球各国に対する対応と、その対策に対する対策書や上層部に逐一報告する毎日に、歓楽街のある惑星にいつまでも帰れない状況が続いてストレスが溜まってタロウがぶちぎれたのである。そこで何が何でも休暇を満喫すると断言して、そこで比較的に近い地球世界の日本で観光する事を強引に決めたのだ。

だが、銀河連邦より地球世界に対する外交や取り決めに対しての最高責任者でもあるタロウの突然の日本訪問は日本政府は困惑した。タロウ自身はストレス発散の観光目的だが、日本政府としては護衛もなしに高級士官の日本観光は勘弁してほしかったのである。万が一にタロウの身に何かがあったら、銀河連邦より日本に対してどんな制裁が加えられるか想像しただけでも恐ろしいからだ。実際に銀河連邦の逆鱗に触れて隣国の韓国は滅亡し、韓国の制裁が終了したら直ぐに撤退した直後に北朝鮮が韓国を占領して朝鮮半島は統一朝鮮民主主義人民共和国となったのは日本政府にも日本市民にとっても記憶に新しいからだ。

だが、タロウはいい加減に艦艇に閉じ込められた状態が続いて我慢の限界に来ていた。休暇をもらっても歓楽街のある惑星に降りる事もできなく、基本的に艦艇で過ごす事には変わりなく、地球に訪れる理由もやりたくもない各国大使との交渉であるからだ。溜まりにたまったストレスを発散する為に、タロウの趣味の一つである地球時代のアニメやグッズを購入するために、日本の秋葉原を観光を決意した。しかし、日本政府は観光は構わないが、せめて護衛をつけさせてくださいとタロウにお願いした。

「大丈夫ですよ。うちの秘書アンドロイドが護衛してくれますから結構です。」

「いえ、ですからこちらが用意した護衛をつけさせてください……(汗)」

「嫌です」

簡単に言うとこんなやり取りがあった。

タロウとしては知らない人間がついてきてははせっかくの休暇が潰されてしまうと考えて日本政府が用意した護衛を拒否したが、日本政府はそこを何とかとタロウに護衛をつけさせる許可をお願いした。万が一にも他国の人間がタロウに危害を加える可能性もあるので、日本政府としては世界各国にとって重要人物が襲われる事態となる事は避けたいと思うのが本音である。タロウに危害を加えれば、危害を加えた国は滅ぼされる事は前提であった。何しろ無茶苦茶な要求を請求した韓国が銀河連邦によって滅ぼさ
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