第五十九話
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すると、開けっぱなしになっていた扉から再び拓海が入ってきた。
拓海はいつの間に着替えたのか、ジーンズにパーカーというかなりラフな格好になっていた。
「…………拓海、まだこいつらを驚かすのかよ。」
いや、確かに提督の制服だと掃除しにくいだろうけどさ。どうせこいつらは驚くぜ?
「てっ、提督!?なぜそんな格好を!?」
ほら、さっそく榛名が食い付いた。
「あー、君達は知らないかもしれないけど、あの制服に着用義務は無いから。精々会議に出るとき位だね。」
あ、そうなんだ。じゃあ、毎日のように着てた提督(呉)って…………。
「でも…………。」
「いいじゃないか。どうせ歳的には対して変わらないんだし、特に敬わなくても僕としては構わない。」
まぁ、最初に上司としての尊厳は守らせてもらうけどねと、拓海は締めた。
…………あれだな、提督(呉)とは違った感じだな。
まぁ、俺は遠慮する気は皆無だけどな。
俺はそんな中、若葉が部屋から出ていったのを視界の端で捉えた。
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